ここ数日間、お父さんは風邪をひき高熱と闘っておりました。
ちょっとしたタイミングですぐ風邪をひいてしまうひ弱なお父さんですが、何が辛いかって
子供たちやちゃろと思いっきり遊ぶことができないのが辛いです

人間の風邪は犬にはうつらないという話しは元々知ってはいたのですが、本当にそうなの?という疑問はあったのでこれを機会にお勉強してみたいと思います!
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①基本的には人間から犬、犬から人間へは感染しない
犬の風邪ウィルスと人間の風邪ウィルスは種類が違うので感染しない、というのが基本的な考えだそうです。
犬のウィルスを挙げると、ケンネルコフ・ジステンパーなどがありこれらは人間には感染しません。
逆に人間の風邪症状を引き起こすウィルス類も犬には影響を及ばさないということなので、普通に風邪ぐらいであれば愛犬にうつしてします心配はないとのこと。

インフルエンザに関しても、今のところ犬から人間に感染した事例はないとのことでとりあえず一安心です
ただご存知の通り、鳥インフルエンザや豚インフルエンザのように動物から人間への感染例は存在します。
恐いのは、インフルエンザウィルスは変異や進化を繰り返す為、いつ犬からの感染が起こるかは予測ができないという点と言えます

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②要注意!人獣共通感染症
あまり聞きなれない名前です。
これは何なのか!? 読んで字の如くですね。
人間から動物へ、そして動物から人間への感染を引き起こすものです。

一番強烈なのはやはり狂犬病でしょう。
現在の日本においてはほぼ心配のない狂犬病ですが、海外からの流入などが原因で今後どうなるかは正直誰にも分かりません。致死率ほぼ100%という恐ろしすぎる感染症です。

細菌が引き起こす人獣共通感染症もいくつもあります。
身近なところで紹介します。
・サルモネラ菌
・カンピロバクター菌
・スピロヘータ菌
これが全てではないでしょうが、お察しの通り所謂食中毒の原因となる最近です。
症状は人間も犬もほぼ一緒のようです。共通感染の事例があるのもなので特に気を付けたいですね

ちなみに毎冬猛威をふるうノロウィルスですが、ヒトノロウィルスとウシノロウィルスやブタノロウィルスなどは近縁ですが感染事例はないということでした。
ただし、これについてもあくまでも"現在は"という話しなので今後は予測がつきません
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③愛犬の感染を防ぐには
人間の感染は自分自身で気を付けていきましょう(笑)
人間は具合が悪ければ口で症状を訴えることができますし、自分で病院だって行けます。
しかし犬はそうはいきません。
具合が悪くてもそう思わせないように元気にふるまってしまうのが犬だそうです。
一番は犬に病気をさせないことだと思います。

まずは犬の体力維持が大切です。人間も一緒ですね。
外でたくさん日光を浴びて、散歩や運動をたっぷりさせてストレスを作らない!!これに勝るものはないのではないでしょうか?
次に愛犬とのコミュニケーションをたくさんとって、異常にすぐ気づいてあげられる視線を持つこと!
普段とのしぐさの違いや目の輝きなど、飼い主として注意する点はありますよね!

後、これに関しては賛否あると思いますが、混合ワクチン接種による予防です。
ワクチン接種のメリット・デメリットはもちろんありますので、飼い主一人ひとりの考え方次第になります。
私個人で言えば、デメリットの重々承知の上ワクチン接種はさせています。これが正しいのかは分かりませんけども・・・。

~まとめ~
結局、いかに人間が気を付けてあげられるかが全てだと感じました。
人間が風邪やインフルエンザ、食中毒にならないのが最善ではありますが、もしなったら念の為愛犬との接触は極力控えてあげた方が無難なのかなとも思います。
犬の体調変化を察知する観察力、何かあったらすぐ動物病院へ連れて行く行動力、ワクチン接種に対する知識力、この全てを愛犬に注いで行こうではありませんか

人間社会に捕らわれた現代の犬たちにとって自分で行動を起こすということは当然無理な話しなのです。
愛犬の健康不健康、幸せ不幸せは人間の責任なのです。
一緒に生活する家族の一員である愛犬は飼い主次第で幸せになれるかが決まります。
病気一つが重大な事態を招くこともありえますし、愛犬の幸せの為絶対に後悔のない行動をとっていきたいものですね
皆さんはどうお考えですか?