今回取り上げるニュースは犬は全く関係ありません。
ただ、当ブログで犬とエキノコックスの関係について記事にしていたので、
同じ札幌市で起きたこの事例を取り上げてみたいと思います

札幌市にある円山動物園にて、テナガザルが体調不良で死亡しました。
解剖の結果、肝臓に病変部位が見られたとのことでエキノコックスが原因ではないかと報じられています。
ニュースを見る限りではまだエキノコックスと断定はできていないようですが可能性は高そうです。

円山動物園では過去にも園内の動物がエキノコックスに感染した事例が数件あるとのことです。
ダイアナモンキーやリスザルの感染例があり、6例のうち4例で動物が死亡しています。
やはり北海道はエキノコックスの云わば汚染地区とも言われる土地です
動物園の周りにだってキツネは出るのでしょう。
しかし、いくらキツネがいても容易に園内の動物に接触なんてできるのでしょう?

円山動物園では過去の事例と踏まえ、エキノコックス感染の防止策をいくつか取っています。
・キツネの侵入を防ぐフェンスを設ける(外部からの侵入を防ぐ)。
・駆虫薬入りの餌を定期的に散布する(キツネの体自体からエキノコックスを駆虫する)。
・飼育動物の検査・投薬(内部での感染を早期に食い止める)の実施。
以上のことを実施していたということです。

さらに調べてみると、2014年に帯広市のおびひろ動物園でもコモンリスザルが感染で死亡しています。
こちらはエキノコックスと断定されている事例ですが、円山動物園と同様の防止策を実施したそうです。

今回円山動物園で起きた事例については、今後詳しく情報が上がってくると思います。
ですので、憶測で感染経路など原因を述べるわけにはいきません。
ニュース記事を色々調べる中で一番的を射ていると感じた情報は、
防止策を実施する以前の感染ではないかという意見です

エキノコックスの潜伏期間はとても長く、数年~10数年と言われています。
恐いのは、この間が無症状ということです。
これは人間にも当然当てはまります
テナガザルにしても急に体調が悪くなったその時がすでに末期だったのでしょうか?
ただ一つ腑に落ちないのが、検査・投薬は意味がなかったのかということです。
内部に感染が発見されたら、それを早期に食い止めるはずの検査・投薬です。
この辺の情報をもっと知りたいと思いますので、おって記事にしていきたいと思います。


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