札幌も今日は25℃ほどと気温が上がってきました
日中、豊平区の西岡公園へ遊びに行ったのですが程よく汗をかいちゃいました
本州では真夏並みに暑くなっている地域もあるのではないでしょうか。
これだけ気温が上がると毎年熱中症で倒れたとニュースになります
まだ真夏じゃないし、と油断しないようにしましょう!

ところで、熱中症は人間だけの問題ではなくもちろん犬にも関わってくる問題です。
特に犬は人間のように好きにエアコンをつけたり涼しい場所に避難したりなんてできないわけですから
そうなんです愛犬の熱中症予防は飼い主さん次第なのです
それでは、本格的に暑くなる前に犬の熱中症についてお勉強してみたいと思います
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①犬は人間より熱中症になりやすい!
あまり意識しないかもしれませんが犬は人間に比べ熱中症になりやすいのだそうです。
原因としては人間と違い、汗をたくさんかいて熱を放出することができないからです。
犬は温度調整の為に汗をかくという機能を持ち合わせていません。
その代わりにパンティングと呼ばれる、ハァハァと口を開けて呼吸をする動作があります。
口だけを使いパンティングで温度調整をするのですが、人間に比べると圧倒的に機能は弱いのです。
温度調整機能の脆弱さに加え熱中症の原因として考えられる点はそもそもの犬の体の作りです。
あれだけの毛皮に覆われていて熱を放出できるはずがありませんよね
平熱も人間より2℃ほど高いとも言われています。
そう考えると、どちらかと言うと犬は寒さに耐えられるように作られている動物だということが分かってきますね。
裏を返せば、暑さは苦手な動物ということなのです。

②熱中症に特に気をつけるべき犬種とは?
犬はどれ位の環境で熱中症になってしまうと思いますか?
気温22℃以上、湿度60%以上ということです。
意外なほどなりやすいですよね。というか、4月5月でも十分ありえるシチュエーションですし・・・。
犬の中でも暑さに弱い犬種というのは当然存在しています。

1. 短頭種(シーズー、ペキニーズ、ブルドッグ、パグなど)
2. もともと寒い地域にいた犬種(シベリアンハスキー、ボルゾイなど)
3. おデブちゃん
4. 子犬や老犬

歌才オートキャンプ場ルピックの記事でも触れましたが、その時会ったブルドッグちゃん。
その日25℃近くはあったでしょうか。もうこの暑さでダメですと飼い主さんが言っていました。
短頭種の飼い主さんは特に気をつけてあげたいところですね!
大昔から日本で暮らしてきた柴犬は寒い地域から来た洋犬に比べ、当然日本の四季に対応できます。
それでも基本暑さに弱い動物ですのでちゃろにしても油断は禁物ですね。
肥満の子も要注意ですよ!人間のおデブちゃんと一緒で暑さには弱いそうです。
人間はひと際汗をかいて温度調整機能をフル活用してますが、犬にはそれができないわけですから・・・。
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③熱中症を防ぐには?その対処法の提案!
犬の熱中症予防に関して調べると当たり前の事柄が並んでいます。

1. 室内の温度と湿度を低めに保つ(エアコンや扇風機の活用)
2. 水分を十分に補給させてあげる
3. 暑い時間帯の散歩や外出を避ける(地熱も犬には要注意)

近年、北海道も本州に負けないくらい暑い日になったりが多くなってきました
去年ちゃろも暑さにバテた時期があり、その時に行った対処法をご紹介しますのでご参考までm(__)m
以下に挙げる商品については、時期が来たらそれぞれ詳しくレビューしたいと思っています。

ちゃろの下に敷いてある青いもの。これはショップに売っているヒンヤリシートです。
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中にジェルが入っていて手で触ってみると確かに冷たいんです
我が家はちゃろの活動範囲のほとんどがカーペットなのでちゃろには辛そうでした
そこで思い切って購入したところ、写真のようにすぐにシートの上でくつろぎ始めたのです
特にお腹をヒンヤリさせるのが気持ち良いみたいですね
犬は本能で今求めているものをきちんと理解していると思った瞬間でした

もう一つは、ペット用のスポーツドリンクです
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人間も熱中症にはただの水よりポカリやアクエリアスの補給が良いと言われています。
ペット用にも何種類か売っていますが、ペットスエットというものを購入しました。
若干甘いので、水よりも珍しがって飲んでくれます。キャンプには必需品でしたね
普段水をあまり飲んでくれないという子にもたまにあげてみることをおススメします
飼い主さんによっては通年で与えている方もいるみたいですよ。

~まとめ~
犬の熱中症は最悪死に至る怖いものです
この記事では熱中症の症状や、なってしまったら?には敢えて触れませんでした。
気になる方は調べてみてください。確実なのは病院に行くことだとは思いますが。
それより今考えるべきは、愛犬を熱中症にさせないことだと考えています
これからどんどん夏に向かって暑くなってきます。
予備知識を持っているかどうかで飼い主さんの行動も変わってくると思います。
ちゃろを熱中症で苦しませるのは絶対に嫌ですので、今年も対策を練りたいと考えています
皆さんも愛犬の状態には気を配ってこれからの暑い季節を乗り切りましょう
飼い主さん自身も熱中症には十分にお気をつけくださいね